■熱い男心ここにあり！(驚・笑)Sweetなソウルバラードタッチに仕上げたVice Gandaの1曲

Hiding Inside Myself – Vice Ganda
フィリピンを代表する「オネエ芸人」として映画にテレビに大活躍のVice Ganda、Stand-up Comedian(ピン芸人)としてライブステージにも立つ彼(？)は歌を披露する機会も多いはず。
芸達者なVice Gandaはステージだけでなくついに2011年、オリジナルアルバムをリリースしました。本日ピックアップしたHiding Inside Myself収録の「Lakas Tama」がそれ。
日ごろきわどいギャグで注目を集めている彼とはまた違った一面を垣間見れるかなり完成度の高いアルバムとなっています。
Hiding Inside Myselfは1988年にアメリカの白人シンガー　ケニーランキンがヒットさせたポップバラードですが、Vice GandaはそれをフィリピンR&Bバンドの雄「Southborder」ばりのスイートソウルバラードに仕上げました。静かな導入部から徐々にソウルフルに盛り上がっていく展開は本職のSouthborderや21世紀のフィリピンメジャーR&Bシーンを代表する一人Kris Lawrenceも舌を巻く傑作トラック。
「オネエ芸人」としての彼の内面を垣間見せるような内省的な歌詞を熱く歌い上げるVice Gandaに女も男もメロメロになること間違いなし！