この秋日本で観れるフィリピン映画 その6 (Si Chedeng at si Apple)

メジャー作品からインディーズ、短編まで様々なフィリピン映画が上映されるこの秋の日本、こちらの映画も大阪、京都で上映されます!

Si Chedeng at si Apple (チェデンとアップル)
初公開:2017年11月13日(フィリピン)
制作/配給:Epic Media / Cinemaone Originals
ジャンル:コメディ
監督:Rae Red, Fatrick Tabada
出演:Elizabeth Oropesa, Gloria Diaz, Mae Paner 他
上映時間:1時間27分

作品紹介:
「定年を迎えている元教師のチェデンには息子が3人いる。夫が死んだのを機に、性アイデンティティを自覚する。心に残るのは初恋の相手リディアのことだ。
 親友のアップルは元女優。今では同棲相手のDVに苦しめられる毎日だ。昔自分が出演した映画のシーンを繰り返し観ることで、自尊心を保っている。ある時アップルは恋人の暴力に堪えかねてとうとう彼を殺してしまった。殺した恋人の頭をヴィトンの鞄に詰め込んで、チェデンの初恋の人探しもかねた、2人の逃走劇が始まる。
 劇中散りばめられた喜劇要素の中に真理を突く言葉がある。アップルの決めゼリフ「本当にそれがあなたの望み?」は私たちにも向けられているだろう。「この先どうするの?!」とこちらが心配になるような2人の珍道中は見ていて飽きない。爽やかなその劇後感は100%の青春映画だ。」(第12回関西クィア映画祭2018オフィシャルサイトより引用)

監督は大阪アジアン映画祭で上映され、話題となった映画「Birdshot」を兄のミカイル・レッド(Mikhail Red)と共作した姉妹のRae Redさん、プロデュースにはラブ・ディアス監督作品のプロデューサーとして活躍しているビアンカ・バルブエーナ(Bianca Balbuena)さんというとても興味深いパーソネルが名を連ねているこの映画、関西2ヶ所での上映です!

上映スケジュールについて:
9月22日 (土)
上映開始:17:20〜
会場:すてっぷホール(とよなか男女共同参画推進センターすてっぷ)

10月20日(土)
上映開始:22:40〜
会場:京都大学 西部講堂

日本語字幕付きです

第12回関西クィア映画祭2018

詳しい内容、映画祭についての詳細は、
映画祭オフィシャルサイトにて!

Si Chedeng At Si Appleについてのページ

第12回関西クィア映画祭2018は大阪で9/22(土) 23(日) 24(月/休)、京都で10/19(金) 20(土)21(日)の日程で開催、16の国と地域から、13の長編作品、18の短編作品が上映予定されています!

参照:
International Movie Database(Si Chedeng At Si Apple)
Si Chedeng At Si Appleオフィシャルフェイスブックページ