4月20日21日上映のフィリピン映画「バルセロナ」上映についてのStar cinemaからのお知らせ

いよいよ来週末に迫ってまいりましたフィリピン映画「バルセロナ」の上映会。
ここで映画「バルセロナ」の製作・配給元であるフィリピンのStar Cinemaからのお願いをお知らせいたします。

今回の上映会はフィリピンのロードショー映画館で全国公開されたメジャー映画・フィリピン映画のメインストリーム(主流)となる大手作品を日本の皆さんが楽しめるように企画した初めてのイベントとなります。
これまでインディペンデント映画・アート映画の日本人向けの上映は数多くされてきましたが、フィリピンの一般ユーザーが楽しむ映画を日本の一般ユーザー(映画ファン)の皆さんにも観ていただきたいとの趣旨の元企画いたしました。

フィリピンの映画製作会社ももっと気軽にフィリピンのメジャー作品を日本の皆さんに楽しんでいただきたいと以前から考えていましたが、多額の制作費をかけた作品でなおかつ現地で大ヒットとなった映画はライセンス料(海外での上映権)も高額で、さらに、外国人(日本人)が楽しめるために字幕を製作するとなるとその費用も高額になるため、大きな映画館(収容人員が多く、十分な入場料収入が見込める)で上映せざるを得ず、あまり一般的でないフィリピンのメジャー作品をいきなりそのような大規模映画館で上映するのはリスクの面から実現することができませんでした。

しかし最近、フィリピンのインディペンデント映画が海外のマニアの間で人気が高まってきているように、フィリピンのメジャー映画も魅力溢れる作品がたくさん作られています。
そういった誰でも楽しめるメジャー映画が日本で公開される機会がほとんどないことは私共も非常に残念に思っていました。

そこで今回の上映会は、とにかく一度フィリピンのメジャー作品・ヒット作品を日本の皆さんに観ていただき、その楽しさを知っていただくと同時に、ご覧いただいた皆さんに作品についての感想やフィリピン映画に思うこと、要望することなををお聞かせいただき、今後フィリピン映画を日本での一般上映するための手がかりにしていただくべくそれをフィードバックするということをライセンス取得の条件の一つとして交渉しました。
この申し出をフィリピンの映画製作会社に理解していただき、小規模スペースでも一般の映画館の入場料と変わらない料金で上映できるライセンス料で配給していただきました。

上映用にチョイスしたのは単にメジャー作品というだけではなくフィリピンで爆発的大ヒットとなった映画でフィリピン人が最も好む若者の恋愛とファミリードラマがテーマとなっており、さらに海外出稼ぎ事情も描かれている、まさにフィリピンを代表するエンターテインメント作品です。

上映会では簡単なアンケートをお願いいたします。
いただきましたアンケートは英語に翻訳しフィリピンの製作会社にフィードバックいたします。
是非今回の上映会に足をお運びいただき、ご感想とご意見をお聞かせください。

上映作品「バルセロナ」を製作したStar cinemaはフィリピンの最大手映画製作会社で、メジャー作品だけでなく、大阪アジアン映画祭や東京国際映画祭で上映されたアート作品、インディペンデント作品の製作・普及も手がけており、今後の日本でのフィリピン映画の展開のための参考資料として今回の上映会の成果とみなさんからの感想・ご意見を楽しみに待っています。


フィリピン映画「バルセロナ / Barcelona – a love untold」
2016年フィリピン国内興行成績第2位
フィリピンの若者の恋愛、親子・家族・近隣への愛、フィリピン人の海外出稼ぎ事情などフィリピンの実情と魅力が美しいスペインのバルセロナをバックに鮮やかに描き出されています。

上映場所: gallery 176 (阪急宝塚線服部天神駅下車徒歩1分 阪急梅田より11分)

日時:4月20日(土) / 4月21日(日)
時間:13:00~ / 16:30~ (1日2回上映)
料金:前売り1,500円(スペシャルプレゼント付き) / 当日1,700円 (小学生以下のお子様は無料です)

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