■夜の街で働くフィリピーナを描いた傑作ナンバー「Magdalena」

「Anak(息子)」のヒットで日本でも良く知られているフォーク・ロックシンガーFreddie Aguilar。
母国や同胞、家族へ向けた思いを綴った彼の歌はフィリピンの伝統音楽「Kundiman」に通低するものがありますが、そんなFreddieがマニラの歓楽街エルミタ～マラテ地区を貫くマビニ通りで働く女性の悲哀を歌った名曲に「Magdalena」があります。Magdalena～高く飛べない(飛べなくなった)鳩、どんなに美辞麗句で飾ってもかき消すことの出来ない彼女達の本当の姿を美しいメロディに乗せて描き出しています。

この曲を収録したベストアルバム(画像)には大ヒット曲Anakの別バージョンも収録されています。