本日のお奨め 本職のシンガーものけぞるアイドルタレント・映画女優・俳優の1曲 パート6(When I Met You / KC Concepcion)

■母親譲りのスター性と美貌・歌も抜群のKC ConcepcionがOPM史に燦然と輝く名曲を瑞々しいポップアレンジでリメイク!

KC ConcepcionのWhen I Met Youを収録したオリジナルサウンドトラックアルバム
女優として、モデルとして人気のKC Concepcionが自身出演の映画「Whe I Met You」の主題歌をレコーディング、サウンドトラックアルバムとして2009年にリリースしました。
KCはご存知メガスターSharon Cunetaと二枚目俳優の代表格Gabby Concepcionとの間に生まれ、早くからショービズ界で活躍するチャンスがありましたが、デビューは18歳の時、フィリピンMTVのVJとしての出演が最初。ローティーンのアイドルが次々とデビューする現在では遅い方でもあります。
本日ピックアップしたWhen I Met YouはKCの2作目の映画の主題歌で、当時はフルアルバムもリリースするなどシンガーとしてのキャリアを積んでいくのかな・・・とも思われていました。そんな彼女の歌はさすが母親譲り。ポップでのびのびとしたボーカルは本職のシンガー同様に、聴くものを惹きつける魅力に溢れています。
原曲は1983年にApo Hiking Societyによってリリースされていますが、その流れるような美しいメロディは予備知識なしで聴くと欧米の著名な作曲家の作品と見まごうばかりの名曲。世界の只中にあって国際感覚を身に着けていたフィリピンらしい1曲としてとても興味深い作品でもあります。
もちろんKC他、たくさんのOPMシンガーによってリメイクされていて、最近ではJuris Fernandezがドラマの挿入歌としてNikki Gilが最新アルバムの中で、それぞれ取り上げています。