本日のお奨め 女性ソングライターのヒット曲 パート1(Till I Met You / Kuh Ledesma)

■意外と少ない女性コンポーザー、しかし作り出す作品は超一流!

Till I Met Youのオリジナルテイクを収録したKuh Ledesmaのベストアルバム
仕事に・日常生活に何かにつけて女性が重要な立場にいることが多いフィリピン、ショービズ界もマスメディアも組織のトップが女性であることは珍しくありませんが、ことクリエイティブの面ではなぜか女性のクレジットが少なく感じられます。しかし、それは人数と曲数の面だけで、内容的には男性コンポーザーの作り出すヒット曲と肩を並べる作品が多くリリースされています。「本日のお奨めOPM」ではそんな女性ソングライターの名作を取り上げてみたいと思います。

第1回目の今日は1980年代以降のフィリピンポップスの中でも高い人気を誇る名曲Till I Met Youをピックアップ。AOR的なサウンドが大人気だった当時のフィリピンにおいてメロウで都会的な作風が圧倒的な支持を受けたソングライターOdette Quesadaの初期のヒット曲です。
この曲は1983年の第6回メトロマニラポピュラーミュージックフェスティバルにOdetteがはじめて「プロ作曲家部門」に出品した作品でファイナリストになると同時に歌を担当したKuh Ledesmaの知名度もフィリピン国内に広く知れ渡ることになった1曲。
現在でも老若男女を問わずフィリピンで最もポピュラーな曲のひとつとして親しまれています。

Marco SisonバージョンのTil I Met Youを収録したアルバム「Hindi Ko Akalain」
2010年には夫でプロデューサーの故Bodjie Dasig氏と共にプロデュースしたMarco Sisonのアルバムにも収録、こちらのテイクも成熟した大人の魅力溢れるナイスリメイクです。