Must Be Going Crazy by Alexander Diaz (アレクサンダー・ディアス)

Alexander Diazのディスコダンスナンバー「Must Be Going Crazy」を収録したコンピレーションアルバム
Alexander Diazのディスコダンスナンバー「Must Be Going Crazy」を収録したコンピレーションアルバム
今や世界中のダンスシーンを席巻しているエレクトリックサウンドの「EDM」、エレクトリックダンスミュージックの略ですが、この手のサウンドはいつもヨーロッパ、北欧辺りが発信地になるようで、初期のディスコヒットからテクノ、ユーロビート、ハウス、アシッド、トランスなどなど最先端のエレクトロニクスを駆使したダンスミュージックは常にヨーロッパのアーティストがビッグヒットを放っています。
ノリの良いフィリピン人もこの手のサウンドを取り入れるのが上手でEDM系のレコーディングは盛んに行われていますが、何十年もアメリカの影響を受け続けているフィリピン、ファンキーな黒人の16ビートをベースとしたストレートなダンスナンバーも決して廃れてはいません。
昨年リリースされたニューアーティストによるコンピレーションアルバムにも1曲、ご機嫌なファンキーチューンが収録されていました。

Jonathan Manalo作詞作曲のウエルメイドなダンスナンバーで、ベースとギターカッティングがいかにも!なこの曲、ホーンセクションもフィーチャーされていてノリノリです。
惜しむらくはその、ゴージャスな雰囲気を添えているホーンセクション。
吹いているのはABS-CBNのクラシックホーンズのメンバーでしょうか?リズムも音程もきっちり「当たって」はいるものの、ちょっとお行儀良すぎるのが微妙に残念!な部分でもあります。

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