「Umagang Kay Ganda」by Michael Pangilinan

OPMの名曲の一つ「Umagang Kay Ganda」のデュエットリメイクを収録しているMichael Pangilinanのデビューアルバム
OPMの名曲の一つ「Umagang Kay Ganda」のデュエットリメイクを収録しているMichael Pangilinanのデビューアルバム
本日と明日(2016年6月18日、19日)、東京日比谷で行われている日本最大のフィリピンイベント「フィリピンフェスティバル」、Ogie Alcasid, Christian Bautistaら今年もフィリピンポップス界のビッグネームが来日して会場を盛り上げていますが、若手シンガーMichael Pangilinan(マイケル・パンギリナン)も帯同しています。
2012年、The Voiceフィリピン版のシーズン1でボーイズカテゴリーにノミネートされていた彼ですが、ファイナリストの選から漏れていたにもかかわらずその才能に注目したStar music (Star records)からソロアルバムをリリースしました。
ピックアップしたのはそのソロデビューアルバムのラストに収録されているOPMの名曲「Umagang Kay Ganda」。
この曲は1979年、フェルディナンド・マルコス元大統領の長女Aimee Marcos(アイミー・マルコス)主宰でフィリピン初の国内全土のアーティストを対象とした大型コンペティション「Metro Manila Popular Music Festival(1978年~1985年)」シーズン2のファイナル曲でこれまでにも多くのアーティストにリメイクされ、曲名を冠したバラエティ番組も組まれています。
のびのびとして爽やかな印象のMichaelの歌声が希望に満ちた朝日の美しさを表現したこの曲にぴったり!
来日ステージでこの曲を披露しているかどうかわかりませんが、ビッグスターに関心が集まりがちなフィリピンフェスティバルの中で、歌の実力では先輩たちに少しも引けを取らないMichaelにも注目していただけたらなと思います。

因みにMichaelは現在「Harana」というボーカルユニットの中核メンバーとしても活躍、そして今年の「Himig Handog Ppop Love Songs 2016」ではファイナル曲をAngeline Quintoとデュエットしています。