コンサートのお知らせ~世界の果てまでオッぺケぺーの種を撒け~
来たる12月19日(日曜日)に大阪でフィリピンクラシック界の第一人者ラモン・サントス氏が作曲したピアノ曲「Klntang 」が披露されるコンサートが開催されます。
世界の果てまでオッぺケぺーの種を撒け
清水友美 performs 野村誠 X 近藤浩平 X 田口雅英
2021年12月19日(日) 14時開演(13時半会場)
会場:YOSHUホール 大阪市中央区南船場1-4-11モリビル2F
大阪市営地下鉄長堀鶴見緑地線「松屋町駅」1番出口より徒歩5分
http://www.yoshuhall.sakura.ne.jp
入場料:3,000円 / 後日に録画配信(1,000円)
予約・問い合わせ:近藤浩平 contact@koheikondo.com
予定曲目:
(東南アジアのピアノ作品)
Alfred WONG: 2 Javanese Gamelan Transcriptions (日本初演 )
Ramón P. SANTOS: KLNTANG
YII Kah Hoe: My Sprit is Dancing! (日本初演)
(メンバーの作品)
清水友美(foolish fish):川上音二郎版「八十日間世界一週」劇中音楽より
野村誠 :Chant for Sleep
おっぺけぺーの種を蒔け
田口雅英:九代目市川團十郎によせる舞曲
ある葬列の追憶~川上音二郎野辺送りに因んで~
近藤浩平:世界の果てまでオッペケペー
Very very sleepy の歌
東南アジアの作品は、インドネシアのジャワガムランに着想を得た香港のWONGの作品、バリの戦士の踊りに着想を得たマレーシアのYIIの作品、フィリピンのクリンタンというゴング楽器に着想を得たSANTOSの作品など、地域色豊かな内容です。
日本人チームの作品は、演奏の清水友美さんの地元茅ヶ崎ゆかりの文化人(川上音二郎・9代目市川團十郎)に関係するものがメインで、シリアスな現代音楽から、普通の現代音楽コンサートではまず出会えないようなユーモラスな作品まで、色々揃っております。
参考資料:
今回演奏される楽曲「Klntang」を作曲したフィリピンのナショナル・アーティストRamon Santos氏についての記事(Inquirer紙(英語))
楽曲「Klntang」の語源はフィリピンでは主に南部ミンダナオ島に古くから伝わる伝統楽器で周辺の東南アジア諸国でも民族楽器として演奏されている音階のある小さなゴング状の打楽器「Kulintang」で、この楽器を使って演奏される音楽に着想を得て作られています。
スペルが少し違いますが、これはピアノ曲で、オリジナルのKulintangを使って演奏されるものとは異なることを表現するためにあえてスペリングを違えてあります。