本日のお奨め 2015年5月16日

■JPM (日本のヒット曲のタガログ語カバー)を含むアルバム パート4~やっぱりこの歌は女性歌手が似合う?「グッバイデイ」by Zsa Zsa Padilla

Zsa Zsa Padilla / Unchanging love
Zsa Zsa Padilla / Unchanging Love 2CD
Zsa Zsa Padilla / Unchanging Love 2CD
昨日ご紹介したBugoy Drilonによるシングルアゲインと男女が逆のパターン、男声シンガーのオリジナル曲をフィリピンの女性シンガーがリメイクした「来生たかお / グッバイデイ」を本日はピックアップします。
1978年、当時一番人気だったマニラサウンドを代表するバンド「Hotdog」のボーカルとしてデビューしたZsa Zsa Padillaが2009年にリリースした「Unchanging Love」の4曲目、「Nais Ko」としてレコーディングされています。
来生たかおさんは大橋純子、薬師丸ひろ子らにヒット曲を提供し、もっぱら女性シンガー向けの曲が知られていますが、この曲は自身で歌ったものがオリジナル。哀愁を帯びたメロディは大橋純子の「シルエットロマンス」にも通じるものでしたが、初の女性シンガーによるレコーディングはなんとフィリピンで行われました。
来生たかお氏によるオリジナルのリリースが1981年、Zsa Zsa Padillaのリメイクは28年後の2009年、どういう経緯でこの曲がアルバム収録曲として選ばれたか不明ですが、感情をあえて抑えた来生氏のテイクに対し、独特の寂寥感をとても上手く表現しつつすっきりと洗練されたテイクに仕上げているところはさすが70年代からダンスミュージック・バラードと様々なタイプの曲をヒットさせてきたZsa Zsa Padillaならでは。
アルバムにはこの他、大人の女性の魅力溢れるオリジナルトラックを11曲収録しています!

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