Charo Santos – ベネチア国際映画祭で最高賞(金獅子賞)を受賞した「ウーマン・フー・レフト」に主演

 9月10日、イタリアで開催されていた第73回ベネチア国際映画祭の授賞式が開催され、コンペティション部門の最高賞である金獅子賞にフィリピンのラブ・ディアス監督(写真中央)の「ウーマン・フー・レフト」が選ばれた(2016年 ロイター/Alessandro Bianchi)
 9月10日、イタリアで開催されていた第73回ベネチア国際映画祭の授賞式が開催され、コンペティション部門の最高賞である金獅子賞にフィリピンのラブ・ディアス監督(写真中央)の「ウーマン・フー・レフト」が選ばれた(2016年 ロイター/Alessandro Bianchi)

ラヴ・ディアス監督の映画「Woman Who Left (ウーマン・フー・レフト 原題:Ang Babaeng Humayo)」が第73回ベネチア国際映画祭の最高賞「金獅子賞」を獲得し話題となっていますが、この映画に主演しているCharo Santosは
マルコス元大統領が戒厳令を敷く以前の1970年代から女優として活躍、数多くの作品に出演する傍ら、フィリピン映画の名作のプロデュースにも携わってきました。
マルコス退陣後の1987年には国内最大のメディア制作会社ABS-CBNへ移籍、番組・映画のプロデュースに携わります。そして1991年、現在も続くフィリピンの様々な世相を描いたドキュメンタリードラマ「Maalaala Mo Kaya(Do you still remember / 憶えていますか?)」のナビゲーターに抜擢されます。
この番組は今年で25周年を迎え、放映開始からナビゲーターを務めているCharo Santosは放映されたエピソードと共にフィリピン人の心に深く印象付けられる存在となっています。
そんな彼女、2000年代に入ると巨大複合企業ABS-CBNのトップ(CEO)に抜擢されます。今年1月にCEOの立場を退きますが、間髪を入れずに製作が開始されたのが今回ヴェネチアで最高賞を受賞した「Woman Who Left (ウーマン・フー・レフト 原題:Ang Babaeng Humayo)」です。
今回の受賞でフィリピン国内のみならず各国に彼女の存在が知れ渡ることになるでしょう。

そんなCharo Santosですが、長年ナビゲーターを務めてきた前出のMaalaala Mo Kayaの放映25周年を記念するCDアルバムがリリースされました。このアルバムは番組のコンセプトやエピソード・テーマに沿わせた楽曲(内外のヒット曲や番組のテーマソング、新たに書き卸された新曲)を収録していると同時にCharo Santosのナレーションも曲間に挿入する形で収録されています。
収録楽曲は正に「フィリピンの良心」といって憚られない存在のCharo Santosとその番組に相応しい選曲と高いクオリティのレコーディングが行われ(世界中のリスナー・批評家を感動させ得るすばらしい出来栄えのトラックが満載です)、世界の注目を集めることとなったCharo Santosがメインキャラクターとなっているアルバムに相応しい内容となっています。

Mia music&Booksオンラインショップでももちろんこのアルバムを7月のリリース当初から取り扱いをしておりますが、現在お届けしているのはそのCharo Santos自身の直筆サイン入りです。
8月にABS-CBNとの会議のため出張した際にCharo Santosに直接お願いして、再入荷用として発注していたアルバムにサインを入れていただいたものです。
(下記画像クリックで商品ページにジャンプします)

V.A / Life Songs with Charo Santos - MMK25 commemorative album -
V.A / Life Songs with Charo Santos – MMK25 commemorative album –

細々と経営している一介の外国のCDショップからの突然の申し出を快く受けいれていただき、超多忙なスケジュールの中1枚1枚丁寧にサインをしていただいたCharo Santosとその機会をセッティングしてくれたABS-CBN(Star music)のスタッフの方々に心より感謝しております。

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